28日に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節。
浦和レッズはホームでFCソウルを5-2で下し、見事開幕からの連勝を飾った。
21分までの間に4ゴールを奪うなど、浦和の攻撃陣ばかりに焦点が当てられたこの試合。しかし、FCソウルの1点目がワールドクラスであった。
2-0で迎えた14分、ゴールまで30mほどの距離でFCソウルはフリーキックを獲得。するとパク・チュヨンがここから直接狙い、なんとこれが西川周作の手をかすめながら直接ゴールインに!
パク・チュヨンは1985年7月生まれの31歳。
モナコで大車輪の活躍を見せたFWで、アーセナルやセルタ、ワトフォードといった海外クラブを渡り歩いた。また、韓国代表としても2012年のロンドン五輪にオーバーエイジとして出場しており、日本との3位決定戦では先制ゴールを奪っている。
そんなパク・チュヨンといえばフリーキックを得意としており、2010年のワールドカップでもナイジェリア戦で直接ゴールを揺らしている。
ここからニアサイドのサイドネット近くまで曲げてしまうのだからものすごい…。
2015年にFCソウルへ復帰してからはゴール数も徐々に目立つようになっており、再起の予感を漂わせている。