『Talksport』は28日、「サウサンプトンのラルフ・クルーガー会長は、今夏のマーケットでは選手を売らないと宣言した」と報じた。
先日EFLカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたものの、準優勝に輝いたサウサンプトン。キャプテンのフィルヒル・ファン・ダイクを怪我で欠き、リーグでは苦戦しながらの結果であった。
毎年多くの選手を放出してきたサウサンプトンには、今夏のマーケットでも大きな噂がある。
上記のフィルヒル・ファン・ダイクに対してはマンチェスター・シティやリヴァプールなど多くのクラブが接近しており、また大きな価格で売却するのではないかという話だ。
しかしクルーガー会長は以下のように話し、もう選手を売るつもりはないと宣言。ルーク・ショウやデヤン・ロヴレン、モルガン・シュナイデルリンを出してきた傾向はもう終わったと明らかにした。
ラルフ・クルーガー(サウサンプトン会長)
「我々は1月の移籍マーケットから離れており、構築されたグループをできるだけ維持するようにしてきた。
フィルヒル・ファン・ダイクは、今後も長い間ここにいてくれると保証している。彼はキャプテンであり、他のチームのユニフォームを着るところは見られないだろう」
(サウサンプトンはたくさんの選手を売ってきた。ファン・ダイクも?)
「この3年間やってきたことは、我々が求めていたものではない。今夏のマーケットはより静かな、落ち着いたものになると確信している。
そして、チームの中核を維持し、今後数年に渡って前進し続けるだろう。
このグループがどれだけ素晴らしいか、今やっているサッカーがどれだけ魅力的かという点を見れば、それが重要だと分かってくれるはずだ」