『Gazzetta dello Sport』は14日、「インテルのステファノ・ピオーリ監督は、アンヘル・ディ・マリアとドリース・メルテンスの獲得を求めている」と報じた。
今季中国の巨大コングロマリットである蘇寧グループがオーナーとなったインテル。序盤は混乱が続いたが、ピオーリ監督就任後は徐々に安定を高めてきた。
しかし、今のところはセリエAで5位とチャンピオンズリーグ出場権が獲得できないポジションに留まっている。
そして、ピオーリ監督とクラブの首脳陣は、長期的なスクデット獲得に向けた計画として、夏の補強について話し合いを始めているという。
ピオーリ監督が求めるのはパリ・サンジェルマンに所属するアンヘル・ディ・マリアで、すでに初期段階の問い合わせは行われているとのこと。
また、ディ・マリアの獲得が不可能であった場合には、ナポリで大ブレイク中のドリース・メルテンスを引き抜く方針だという。
さらに、ローマがケヴィン・ストロートマンを売却することを許せば獲得する可能性もあるとのこと。
そして他にも中盤ではフェデリコ・ベルナルデスキ(フィオレンティーナ)、ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)と接触しており、その代替案としてルイス・ミュリエル(サンプドリア)を考えているようだ。
また、同じサンプドリアからはチェコ代表FWパトリック・シックの加入が近づいていると言われるが、こちらに関してはレンタルで一年残留させる方針だという。
逆に放出されるのはロドリゴ・パラシオ、そしてガブリエウ・バルボーザ(ローンで修行へ)らだとのこと。