『Tuttosport』は3日、「イタリア・セリエAのインテルは、夏のマーケットに向けて1億5000万ユーロ(およそ180億円)を投資する準備がある」と報じた。

今季開幕前に中国の蘇寧グループが買収し、大きな資金力を獲得したインテル。ファイナンシャル・フェアプレーの制限から逃れられる今夏は、多額の投資を行う可能性が高いと言われている。

特に蘇寧グループが狙っているのは、選手の世代交代。特に若手を獲得し、中盤をフレッシュにしていきたいと考えているようだ。

獲得を検討しているのは、トリノのマルコ・ベナッシ、サッスオーロのロレンツォ・ペッレグリーニ、ウディネーゼのセコ・フォファナら。

逆にエベル・バネガなどのベテランは放出候補となっており、移籍リストに載せられる可能性が高いという。

同じように中国の資本を入れようとしているACミランは、その交渉がうまく行かず破談に至る可能性も示唆されている。

その一方、早い段階で大企業と契約を済ませたインテルは、中国政府の規制などを上手く逃れることができた形となり、ライバル同士で明暗が大きく分かれることになった。

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