『Calciomercato』は18日、「ユヴェントスとインテルは、サッスオーロのイタリア代表FWドメニコ・ベラルディを奪い合っている」と報じた。
この数年間セリエAでも有数のアタッカーとして評価されてきたベラルディ。一度はユヴェントスの保有選手になったものの、出場機会の減少を懸念した彼が加入を拒否し、サッスオーロが権利を買い取っている。
今年夏にはユヴェントスが買い戻す権利を持っているのだが、同じセリエAのインテルも彼の獲得を狙っていると言われ、その競争が激しくなっているようだ。
中国の大企業蘇寧グループに買い取られたインテルは、ファイナンシャル・フェアプレーの制限から離れる今夏の動きが注目されており、多くの投資が行われることが予想されている。
その候補の一人がベラルディであり、そのために継続的なチェックを進めているとのこと。
しかし、サッスオーロはベラルディを簡単には放出しないと考えられている。実質的に大企業マペイの傘下にある同クラブは、セリエAでも屈指の資本力を持っている。
ベラルディ自身も退団が必要な状況ではないため、サッスオーロは彼を4000万ユーロ(およそ47.8億円)以上に設定し、その額を潜在的な取引相手に通知しているという。