『Gazzetta dello Sport』は、「インテルの株式を買収した蘇寧グループは、クラブに1億4200万ドル(およそ153.7億円)の投資を行うことを発表した」と報じた。
記事によれば、蘇寧グループは今後の5か年計画を発表したとのことで、アジアを中心にグローバルなビジネスを行っていくことを約束している。
インテルは今回株主総会が行われ、新たな役員会が指名された。会長は引き続き31.05%の株式を持つエリック・トヒルが務める。
また、クラブを離れるといわれていたマッシモ・モラッティ名誉会長も株式の0.40%を保有し、総会に残ることが決まっている。
CEOはマイケル・ボーリングブロック氏がそのまま留任することになり、今後も経営の最高責任者としてクラブにかかわっていくことになった。
これによって、当然今後の補強には大きな期待が寄せられている。メディアでは大物数名の名前もあがってきた。
エリック・トヒル会長が会見で口に出していたのは2名のセリエAで活躍するタレントであるという。
一人はアントニオ・カンドレーヴァ。ラツィオに所属している彼は、すでに今夏クラブを離れる意思を明らかにしていると伝えられている。
彼についてはラツィオの会長クラウディオ・ロティートの価格次第、と代理人フェデリコ・パストレッロが『Radio GR Parlamento』に語ったとのこと。
もう一人はサッスオーロの攻撃的MFドメニコ・ベラルディだ。多くのクラブに関心を寄せられている若きレフティに対しても、インテルは獲得に向かう意思を示しているようだ。