6月25日、イタリア・セリエAのユヴェントスは「イタリアU-21代表FWドメニコ・ベラルディの保有権をサッスオーロに売却した」と公式発表した。
ドメニコ・ベラルディは1994年生まれの20歳。サッスオーロの下部組織から2012年にトップチームに昇格し、初年度からレギュラーとして活躍を見せ、ルーキーイヤーにセリエB最優秀選手賞を獲得したアタッカーである。夏にはユヴェントスに保有権の半分を450万ユーロ(現在のレートでおよそ6億2000万円)で買い取られた。
2014年1月にはミラン戦でセリエA史上最年少で1試合4ゴールを決めるなど歴史を作り、チームの残留にも貢献。今季も15ゴールを決めるなどサッスオーロの中心選手として存在感を見せていた。
この活躍から今夏ユヴェントスが買い取るのでは?とも言われていたが、逆にサッスオーロへ保有権が全て移ることになった。
プレスリリースによれば、サッスオーロは4年間の分割で1000万ユーロ(およそ13億8000万円)をユヴェントスに支払うことになるとのこと。
公式には発表されていないものの、恐らく買い戻し条項も付随していると考えられており、2016年夏に1800万ユーロ(およそ25億円)を支払えば復帰させることが可能となるオプションが付いているという。