『The Local』は15日、「スウェーデン2部のエステシュIFは、自チームの選手のダイブに罰則を与えるという規則を作った」と報じた。
「マリーシア」という言葉もあるサッカー。ずる賢く振る舞い、自分たちに有利な判定を引き出そうというプレーが重要だと言われることも多い。ペナルティエリアでは、FWがPKを獲得しようと自ら倒れる行為も頻繁に見られる。
しかし、エステシュIFの考えは全く違っているようだ。もしシミュレーションをした選手がいた場合、自分たちの選手を出場停止にするという規則を作ったのだという。
ヨハン・リンドベリ(エステシュ執行委員)
「これは主に、誰かが接触もないのにペナルティキックを獲得しようとしたという明確な状況の際に適用される。
我々はジャッジを行う際の公平な道を見つけることを必要としている。もしペペやルイス・スアレスのような選手を獲得したとしても、その規範に基づいて行動することを恐れない。
我々はビッグクラブとは違う。皆さんはバルセロナ対PSGを見ただろう。あのようなことを静かに受け入れるよりは、このような姿勢をとりたいのだ。
ほどんどの人々がシミュレーションに反対しているにもかかわらず、今日多くのクラブはそれに対しての態度を明確にしない。
そして、我々はこれで議論が深まり、他のクラブが続いてくれる、あるいは判定のプロセスの速度が早まることを期待している。
問題はシミュレーションだけではない。我々は正しい個性を持つ選手を育てなければならない。子供についても、そして大人の選手についてもだ。
クラブはいい個性を持つ人物を求めている。そして、もし我々がその選手たちを助け、より大きなクラブに送り出せれば…収入のチャンスにもなるだろう。
それは選手のイメージを改善することになり、クラブのブランド価値も高める。Win-Winだ」