『Globoesporte』は26日、「サンパウロに所属しているブラジルU-20代表DFリアンコは、イタリアに渡ってトリノ加入に向けたメディカルチェックを受けた」と報じた。

リアンコ・エヴァンジェリスタ・シウヴェイラ・ネーヴィス・ヴォイノヴィッチ、通称『リアンコ』は1997年生まれの20歳。

ブラジル生まれであるが祖父がユーゴスラヴィア出身のセルビア人であり、自身もそちらのU-19代表に入っていた経験を持っている。

18歳でサンパウロのトップチームに昇格し、昨季はプロとしての初ゴールも奪っている。ボランチもこなす大型センターバックだ。

なお、移籍金は600万ユーロ(およそ7.2億円)で、さらに200万ユーロ(およそ2.4億円)のボーナスが付随しているとのこと。15試合出場で50万ユーロ(およそ5960万円)、25試合出場で更に50万ユーロと、4段階に分割されて支払われる予定だ。

また、サンパウロには将来売却された際の利益の7%が入る契約になっている。つまり、トリノが1000万ユーロ(およそ11.9億円)で彼を売却した場合、利益は400万ユーロ(およそ4.8億円)となり、その7%がサンパウロに渡される形である。

すでにリアンコはサンパウロのメンバーに別れを告げており、本日にも正式に発表される可能性があるとのこと。

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