先月、セリエAのカリアリに北朝鮮人FWハン・グァンソンが加入した。
彼は1998年生まれの18歳で、U-17ワールドカップにも出場した経験を持つストライカーだ。
北朝鮮の18歳がセリエA移籍!クラブ史上初のアジア人選手に https://t.co/e5dGoZetBJ
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年3月12日
当面はプリマヴェーラでのプレーと思われていたのだが、早くもセリエAデビューを果たした。
Kwang Song #Han è il primo nordcoreano a debuttare in @SerieA_TIM 🔴🔵 https://t.co/g5mqSQWvdV pic.twitter.com/Le9LaZgcZO
— Cagliari Calcio (@CagliariCalcio) 2017年4月2日
第30節、敵地で行われたパレルモ戦の後半41分にFWマルコ・サーウとの交代で途中投入されたのだ。これで彼はセリエAで初めてプレーした北朝鮮人選手になった。
背番号32を着けたハン・グァンソンは5分ほどのプレーながら、その評価は上々。『ESPN』がマッシモ・ラステッリ監督の言葉を伝えている。
マッシモ・ラステッリ(カリアリ監督)
「彼は非常に面白い選手だ。素晴らしいクオリティがあるし、本当に速い。
サーウが疲れていて、我々にはフォワードが欠けていた。
だから彼を入れる決断をしたんだ。貢献してくれたよ。
彼にはゆっくりと成長する時間が必要だ。
我々に本当に強い印象を与えているよ。成功するのに飢えているし、シーズン末に向けてチャンスを掴むに違いない。
彼はプレーしていくだろうし、我々に大きな満足感を与えてくれるはずさ」
なお、試合はカリアリが3-1で逆転勝利している。