FW:興梠慎三(浦和レッズ)

多種多様なプレーヤーがひしめく浦和レッズのFW陣において、ここまで最も輝きを放っているのが、興梠慎三だ。リーグトップである6得点を記録していることはもちろんだが、ユニットを組む選手に合わせて、プレースタイルをカメレオンのように変えるそのポリバレント性がチームに与える貢献度も計り知れない。

「クレバーな選手なので動き出しも能力も高いです。ポテンシャルを持っている選手なので、一緒にプレーしやすい。僕の味を引き出してくれる」と、今季から浦和レッズの一員となったラファエル・シルバも彼の能力を高く評価しているが、誰と組んでもパフォーマンスが落ちることのないその特質は、もはや最大の持ち味であるといっても過言ではないだろう。

三十路を迎え、フィジカル、テクニック、インテリジェンスの三要素が絶妙なバランスで合わさった。彼の評価は改めて見直すべきかもしれない。

FW:ラファエル・シルバ(浦和レッズ)

故障の影響もあり、開幕から全試合出場こそならなかったが、5試合で5ゴールと大活躍。そのパフォーマンスを間近で見ている興梠慎三も「難しいボールをいとも簡単に決める。まさにエース」と敬服している。

基本的には自慢のスピードを活かした裏への飛び出しやパワフルなドリブル突破からの冷静なシュートを武器としているが、浦和のパスサッカーに身を置き、ポストプレーや連携での崩しも覚えつつあり、今季は一人のプレーヤーとしても大きく成長する可能性も秘めている。

既に独力で相手チームに驚異を与え得る存在となっているが、前述の興梠慎三、武藤雄樹、李忠成らとの連携面が向上していけば、ゴールのペースはさらに加速するか。

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