3. 19歳のメッシ、鮮烈なハットトリック

試合情報:2006-07 ラ・リーガ 第26節
会場:カンプ・ノウ
試合結果:レアル・マドリー 3 - 3 バルセロナ

すでにスターの風格を漂わせていたメッシであったが、本当の意味で初めて世界に衝撃を与えたのはこのゲームだろう。ともにCLで敗退して迎えたクラシコは、マドリーが常に先手を取る展開。しかし弱冠19歳のメッシが大活躍し、この大一番でハットトリック!試合終了間際に3点目を決めるとカンプ・ノウは興奮の坩堝と化した。当時のバルセロナはロナウジーニョ中心からメッシ中心への移行期であり、そのことを強く印象付けた一戦でもあった。クラシコという大舞台で、10代の選手がハットトリック…。そんな偉業を成し遂げる選手は二度と現れないかもしれない。