26日に行われたルヴァンカップのグループステージ第3節。
札幌ドームで行われた北海道コンサドーレ札幌対大宮アルディージャの試合で、小野伸二に待望のゴールが生まれた!
16分、金山隼樹からのロングパスが左サイドの田中雄大へと渡り、田中はそこからクロス。これを上原慎也が巧みに落とし…
小野が左足で華麗に叩き込んだ!
小野が公式戦でゴールをあげるのは、2015年10月10日に行われたJ2第36節のツエーゲン金沢戦以来564日ぶりのこと。また、ルヴァンカップ(旧ヤマザキナビスコカップ)での得点は、清水エスパルス時代の2011年7月27日以来およそ6年ぶりである。
利き足ではなかったとは言え、それでも小野のキックからは技術力の高さが窺える。
ボールに対して全く“力み”がなく、静止画を見ても分かる通り非常に抑えの利いたフィニッシュであった。
小野のゴールで先制した札幌であったが、85分に失点しゲームは1-1で終了。
小野は試合後、得点シーンについて「左サイドから(田中)雄大がクロスを上げた瞬間に、(上原)慎也の動きも見えていたので、絶対にあの場所にボールが落ちてくると思っていた。絶対に決めなければいけないシュートだった」とコメント。
また、「久しぶりに得点ができたので、うれしい気持ちはもちろん大きいが、今日の試合については結果としては勝っていないし、自分のプレーもあまり良かったとは思っていないので、満足はしていない」と振り返った。
また、四方田修平監督は小野について「コンディションはどんどん上がってきている。本人も痛みなくやれているとのことで」と話している。