『Guardian』は28日、「ニューカッスル・ユナイテッドの税金詐欺容疑に関する調査において、5名の選手の取引が対象となっている」と報じた。
先日大きく報じられた英国とフランスにおける大規模な税金詐欺疑惑。
ニューカッスル・ユナイテッドのマネージングディレクターであるリー・チャーンリー氏が拘束された(後に釈放)他、ウェストハムが家宅捜索を受け、チェルシーやマルセイユが調査の対象になっていることが分かっていた。
ニューカッスルとウェストハム、脱税の疑いで家宅捜索 https://t.co/nkCtmCaE91
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年4月27日
ただ、最初の報道においては特に詳しいものはなく、誰のどの取引が問題になっているのかは不明であった。
しかし今回伝えられたところによれば、ムサ・シソコ(現トッテナム)、パピス・シセ(現山東魯能)、デンバ・バ(現ベシクタシュ)、シルヴァン・マルヴォーと他1名の取引が対象であるという。
これらによって生じた選手や代理人への金銭取引において、総額500万ポンド(およそ7.1億円)の所得税の支払いを逃れていた疑いがあるとのこと。
そして、現在ロリアンに所属しているシルヴァン・マルヴォーは、27日にフランス警察によって逮捕、拘束されたことが確認されている。
今後は上記のムサ・シソコらも拘束される可能性があり、捜査の動きが注目されている。