『The SUN』は30日、「エヴァートンのFWロメル・ルカクは、チェルシーへの復帰を望んでいる」と報じた。
先日大きな話題になったマンチェスター・ユナイテッドの補強計画は、アントワーヌ・グリーズマンとロメル・ルカクを1億7000万ポンド(およそ241.7億円)で獲得するというものだった。
ズラタン・イブラヒモヴィッチが今年末まで離脱する可能性が高くなっていることから、大きな額でFW2名を引き入れようとしているというのだ。
また、ルカクの代理人はイブラヒモヴィッチやムヒタリャンと同じミーノ・ライオラ氏であり、モウリーニョ監督はチェルシー時代に師弟関係であったため、コネクションも太い。
しかし記事によれば、ルカクは自分を売ったモウリーニョとの再会ではなく、古巣チェルシーでの再挑戦を願っているという。
2014年にエヴァートンへと貸し出され、その後売却されたルカク。その際には、モウリーニョ監督の決断を悲しんでいることを友人に明かしたとのこと。
チャルシーは、来季チャンピオンズリーグに出場する他、ジエゴ・コスタが中国に移籍する可能性が高まっている。そのため、ストライカーの補強を考えなくてはならない状況だ。
ルカクの獲得にあたってはエヴァートンが求めている7000万ポンド(およそ99.5億円)の入札も辞さない構えであるとのこと。
さらに、ルカクはユナイテッドが提示する週20万ポンド(およそ2843万円)の給与以下でもチェルシーを選ぶ意思があるようだ。