現在プレミアリーグで3位につけるリヴァプール。

来季に向けた補強ポイントは、左SBとストライカーが優先だと伝えられている。ただ、CBにも補強が必要とも…。

ここでは、『Squawka』による「リヴァプールがこの夏に獲得しうるCB候補たち」を見てみよう。

フィルヒル・ファン・ダイク

所属/年齢/国籍:サウサンプトン/25歳/オランダ

市場価値:4000万ポンド(57.7億円)以上

『キースタッツ:今季のプレミアリーグで、エアデュエルの勝率75%(96/128)』

2014年以降、リヴァプールはサウサンプトンから5人もの選手を引き抜いている。アダム・ララーナ、ナサニエル・クライン、サディオ・マネ、そしてデヤン・ロヴレンも。

クロップはロヴレンの相方に、1月にセインツのキャプテンに指名されたばかりのファン・ダイクを据えようとするかもしれない。このオランダ代表CBは、2月に足首の故障で離脱するまでは素晴らしいパフォーマンスを見せていた。この夏には争奪戦になる可能性がある。

すでにリヴァプール移籍も噂されているが、それを実現するためにはマネの3600万ポンド(現レートで51.9億円)を上回るクラブ史上最高となる移籍金が必要になりそうだ。

マイケル・キーン

所属/年齢/国籍:バーンリー/24歳/イングランド

市場価値:2500万ポンド(36億円)

『キースタッツ:今季プレミアリーグトップとなるエアデュエル勝利数(131)を記録』

リヴァプールの宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドで育ったキーン。だが、トップチームでの出番は僅かで、バーンリーへの移籍が許された。

ここ3シーズンのパフォーマンスは素晴らしく、この夏の移籍市場では古巣ユナイテッドを含めたビッグクラブのターゲットになっている。ただ、退団方法を巡ってキーンはユナイテッドに不満があるとも伝えられており、交渉次第ではリヴァプールのために働く可能性も。

イングランド代表デビューもしたばかりの24歳は、バーンリーにおいて強固なDFを形成。リヴァプールが必要とする安定性をもたらすことができるだろう。

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