すでにレギュラーシーズンが終了し、プレーオフラウンドに突入しているベルギー1部リーグ。
このほど行われたシャルルロワ対クルブ・ブルッヘ戦で、こんなプレーがあった。
ボックス内でボールをキャッチしたのは、ブルッヘGKイーサン・ホルヴァート。だが、手放したボールを奪われて、あえなく失点してしまった…。
21歳のアメリカ人GKホルヴァートは、この日がブルッヘでのデビュー戦だった。今季はずっと34歳のベテランGKリュドヴィク・ビュテルが正GKとして起用されていたが、4日前のズルテ=ワレヘム戦で不安定さを露呈。そのため、急遽代役に立ったのだが…。
失点直後に主審へ抗議していたホルヴァート。ミシェル・プロドーム監督によれば、「彼はホイッスルのような音を聞いた」そうで、他のブルッヘの選手たちもあの瞬間に何かの音が聞こえたという。そのためにホルヴァートはプレーが切れたと思ってしまったようだ。
ただ、ブルッヘは試合には勝っておりこれで3連勝。今後、プロドーム監督がビュテルとホルヴァートのどちらを起用するのかが注目を集めているようだ。
そして、ブルッヘはプレーオフ最終戦で、久保裕也が所属するヘントと対戦する。