10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリー対レアル・マドリー戦。
試合はアトレティコが16分で2点を先取するなど立ち上がりに猛攻を見せたが、前半終了間際に失点し万事休す。アグリゲートスコア2-4で敗退となり、CLの舞台では4シーズン連続でマドリーに敗れることとなった。
Great respect between these two huge rivals. 🤝 #UCL pic.twitter.com/fHx3D6nehd
— Champions League (@ChampionsLeague) 2017年5月10日
そんなこのゲームでは、試合後にある場面が波紋を呼んでいる。
16分、フェルナンド・トーレスがPKを獲得した直後、アントワーヌ・グリーズマンがこれを「二度蹴り」していたのではないかというものだ。
「サッカー競技規則」のPKの項には、「他の競技者がボールに触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしてはならない」とある。
これに従えば、PKキッカーに二度蹴りはゴールが認められないということになる。
ベルギー『proximus11』が用意したスロー映像を見てみると…
Gezien? Was de penalty van Antoine Griezmann wel geldig?
proximus11さんの投稿 2017年5月11日
こうして確認すると、グリーズマンは軸足に当たったボールを蹴っているようにも見える。
結局ジュネイト・チャクル主審はこのゴールを認めたが、仮にグリーズマンが二度蹴りをしていても、判定するのは難しかっただろう。