『Sky Italia』など各メディアは、「レガ・プロ(3部)のパルマは、中国人実業家にクラブを売却する」と報じた。
2015年に経営破綻し、セリエAからの降格処分を受けることになったパルマ。
しかし地元企業や小規模投資家のグループによって経営を引き継がれ、アマチュアリーグからの再出発から勝利を重ねていった。
今季はレガ・プロのグループBで2位となっており、これからセリエB昇格を争うプレーオフを戦うこととなる。
そして、今回彼らに経済的にも大きなメリットが予想される提案が近づいているようだ。
接近しているのは中国人実業家のチャン・リーチャン(蒋立章)氏。
彼は中国のスポーツビジネス会社Desportsの創業者であり、サッカーにおいてはスペインのグラナダでオーナーを務めている。
また、アメリカではNBA(バスケットボール)のミネソタ・ティンバーウルブズの株式も所有しており、クリスタル・パレスやルーヴェンなどの買収も試みたと言われている人物だ。
彼はパルマの株式を段階的に購入していく方針であるとのことで、最終的には90%を保有する意思を示しているようだ。
さらに、パルマのレジェンドでもある元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポを副会長に迎える予定である。