『Washington Post』は7日、「インドネシア1部のバリ・ユナイテッドに所属する3選手が見せたパフォーマンスが話題になっている」と報じた。
バリ・ユナイテッドは先月の試合でボルネオFCと戦い、3-0と勝利。その2点目のゴールパフォーマンスがそれだ。
ヒンズー教徒のDFグラ・ナナク、キリスト教徒のFWヤベス・ロニ、イスラム教徒のFWミフタフル・ハムディの3名。
それぞれの選手がそれぞれの宗教における祈りを、一つのゴールに対して捧げている。その写真は融和の象徴にも見え、世界中に拡散された。
ロンドン、フランス、そしてイラン。多くの国でイスラム過激派によるテロが相次いでおり、逆にそれがムスリムに対する迫害に繋がる。
インドネシアでもイスラム強硬派の政治勢力が台頭しており、国の治安が脅かされていると伝えられている。
宗教の違いが暴力の悪循環を生む世界の中、この写真はまるで「考え方が違っても、一つの目標に向かって歩める」ということを象徴するようだと話題を集めているとのことだ。