『Guardian』は7日、「チェルシーのFWジエゴ・コスタは、今夏の退団を明言した」と報じた。
今季プレミアリーグを制覇したチェルシー。しかし、ストライカーとしてプレーしたジエゴ・コスタにはいくつかのトラブルもあった。
冬には中国への移籍が噂され、練習場ではアントニオ・コンテ監督との口論が目撃されていた。
最終的にはチームに残ったものの、それほど円満な状況ではなかったようだ。ジエゴ・コスタは以下のように話し、コンテ監督との関係は悪かったと明かした。
ジエゴ・コスタ
「今季はコーチとの関係が悪かった。あまり良くないシーズンを過ごしたから、今後続けることは出来ないと思う。
正直に話すつもりだよ。先日、アントニオ・コンテは僕のことを当てにはしていないというメッセージを送ってきたんだ。だから、退団の道を見つけなければいけない。
僕はマドリードでの生活を愛している。しかし、将来のことを考える必要がある。
複雑な問題だ。なぜなら、アトレティコ・マドリーに行けば4〜5ヶ月はプレーすることが出来ない。リーグを選り好みはしない。ただプレーしたい」
アトレティコ・マドリーは先日FIFAから受けた補強禁止処分が確定されたため、来年になるまで新しい選手を登録することが出来ない。
もしジエゴ・コスタがそこに行くと決断した場合、バルセロナに移籍した際のアルダ・トゥランのように、半年間ほどピッチから離れなければならないという状況となる。
なお、『Sky』によればこの隙を狙ってACミランが彼の獲得に乗り出しているとのことだ。