往生際が悪すぎる

グルポ・デルフィネスはその危機をどう乗り切ろうとしたのか?彼らは驚愕の手法を取ることにしたのだ。

同じ1部リーグを戦い、残留を決めていた「ハグアレス・デ・チアパス」というクラブがあった。

そのオーナーであったTV Aztecaと交渉の末、なんとグルポ・デルフィネスはハグアレス・デ・チアパスの買収に成功する。

そして、そのクラブの本拠地をケレタロに移転させるとともに、名称を「ケレタロFC」に変えちゃったのである。

何と言う裏ワザ!当時は相当にメディアからも「これはおかしいのでは」と批判されたとのこと。

それが認められてしまうところもスゴイが、法の穴を突いた形であったため止めようがなかったらしい。

じゃあハグアレス・デ・チアパスはどうなったのか?というと、こっちはこっちでサン・ルイスというクラブが移転し、「チアパスFC」に名称を変更。クラブは一応継続していることになっている。

ではサン・ルイスは?こっちはクラブ自体が消滅してしまっており、もう活動は行っていない。完全にその犠牲になった格好である。

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