『ハンギョレ』や『韓国新聞』など各メディアは9日、「済州ユナイテッドはAFCから下された懲戒処分に控訴する方針である」と報じた。
先月行われた浦和レッズ対済州ユナイテッドの試合で発生した暴行事件に対し、アジアサッカー連盟が9日に処分を下した。
済州のチョ・ヨンヒョンには6ヶ月、ペク・ドンギュには3ヶ月という長期の出場停止処分が科せられることになり、大きな話題になっている。
チョ・ヨンヒョンは退場処分を受けていたにもかかわらずピッチに戻って乱闘に参加し、審判を暴行したことが大きな処分の理由となっている。
しかし済州ユナイテッドの関係者は以下のように話し、これらの処分はあまりにも大きすぎるとして控訴する意思を示したとのこと。
済州ユナイテッド関係者
「懲戒処分は過度であると判断しており、韓国プロサッカー連盟とともに控訴の手続きを進めている」
「浦和の選手たちがベンチに向かって嘲笑するようなジェスチャーをし、乱闘を誘発した。そのような背景を考慮せずに重い懲戒が下されたことに当惑している。
説明資料を提出したが、それから1日も経たない間に重い懲戒を下した。検討委員会が意見を集めた過程についても、ふさわしいものであったと見ることは出来ない。
2015年ACLにおいて、レフウィヤとアル・ナスルの試合でナム・テヒが暴行を加えられた際、ファビアン・エストジャノフには6試合の出場停止が言い渡された。
これに照らして考えれば、6ヶ月の出場停止処分は非常に大きすぎるものである」