世界各地で行われているワールドカップ予選。このほど、メキシコとアメリカとの注目の対決が行われた。

アメリカ代表MFマイケル・ブラッドリーのスーパーゴールも飛び出した試合は1-1の引き分けという結果に終わった。

そんな一戦では、アメリカ代表史上初の記録が生まれていた。それを成し遂げたのは、ベテランレフティのダマーカス・ビーズリーだ。

彼はアメリカ代表として5大会のワールドカップ予選に出場した初の選手になったのだ。2002、2006、2010、2014、2018大会の予選で、計34試合に出場。W杯予選での先発出場数も、35試合のブラッドリーに次ぐ2位となっている。

そんなビーズリーは1982年生まれの35歳。華奢ながら快足を生かしてかつてはウィングとして活躍した選手で、最近は主に左サイドバックとしてプレーしている。

そのビーズリーを含め前節とは7人選手を入れ替えたブルース・アリーナ監督は、こう述べていた。

ブルース・アリーナ(アメリカ代表監督)

「(入れ替える選手数は)昨日は9人を考えていたが、7人に戻した。

CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)においてこんなにも試合の間隔が短いのは前例がないと思うね。

休みが2日しかなかった。遠征しなければならなかったし、どちらの試合も標高が高いところでプレーしたからね。

プレーしなかったベテラン選手も、チームメイトたちにとってとても支えになったよ」

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