『ESPN』は16日、「解説者のスティーヴ・ニコルは、アントニオ・コンテの解任は時間の問題だと話した」と報じた。
今季プレミアリーグを制覇し、チャンピオンズリーグの出場権を獲得したチェルシー。
大きく増える試合数に対応するために補強を必要としている状況であるが、今のところはドミニク・ソランケがリヴァプールへと去ったのみ。
動きの少ない状況に対してアントニオ・コンテ監督が不満を抱いていると伝えられており、メディアではフロントとの対立も噂されている。
元リヴァプールのDFで解説者を務めているスティーヴ・ニコル氏は以下のように話し、このままでは解任されると語った。
スティーヴ・ニコル
「両者の駆け引きのようなものがあるように見える。互いにそれぞれの力を見せつけあっている。
アントニオ・コンテは彼の不満を訴えようとしている。そしてもちろん、ロマン・アブラモヴィッチは常に上の存在である。
監督がこれらのことをあまりにも強硬に通そうとするのであれば、チームを離れる可能性が高まるだろう。
そのようなことが起こっているとは思わないが、彼は超えてはいけないラインを見極める必要がある。
それは時間の問題だ。ナンセンスなことが起これば、当然行き着くであろう結論は『この男は長い間ここにいることはないだろう』という話だ。
移籍マーケットがあるたびにコンテが不満を述べるのならば、アブラモヴィッチは言うだろうね。
『さようなら。私は他の人を見つけるよ。これまでもそうしてきたし、タイトルも勝ち取ってきたからね』と」