『Corriere dello Sport』は17日、「ミランのスポーツディレクターを務めるマッシミリアーノ・ミラベリ氏は、ジャンルイージ・ドンナルンマとミーノ・ライオラ代理人に怒っていると話した」と報じた。

先日ミランとの契約を延長しないことを決断したドンナルンマ。現状では2018年6月にはフリーエージェントになり、チームを離れる予定である。

彼らとの交渉に臨んでいたミランのSDマッシミリアーノ・ミラベリ氏はインタビューに対して以下のように答え、交渉の余地がなかったと怒りを見せたという。

マッシミリアーノ・ミラベリ

「我々は彼をミランのシンボルにしたかった。ファンのため、そしてジージョ(ドンナルンマ)のためにね。その役割に応えられるだけのものを全て備えていた。

彼はキャプテンとしてのアームバンドを着けるべき人材であり、率直に言って我々は巨大なオファーを送った。あの年齢と、ミランの状況を考えればね。

5年契約で、給与総額は2500万ユーロ(およそ30.9億円)だ。税金の支払いも含めれば、クラブの負担は5000万ユーロ(およそ61.9億円)だ。

人間としてのレベルで、我々は動揺している。特に、交渉のチャンスすら与えられなかったことにね。

ミーノ・ライオラとの間の話し合いで緊張があったというのは真実ではないのだ。我々は彼と話した。お互いの立場から主張を行い、最終的には道を違えた。

我々は怒っている。当然のことだ。ファンと同じようにね。そして、ライオラとジージョに対して最大の敬意を持ってこれを言いたい。誰もがそれぞれ正しいと思った決断を下す自由を持っていると。

今、我々はミランの価値に見合ったゴールキーパーを探している。誰であろうが、ミランでプレーするためには、その意味に気付かなければならないからね」

(レアル・マドリーに移籍するという話も?)

「クリスティアーノ・ロナウドが退団したいらしいね?

ドンナルンマを欲しがるなら、フロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリー会長)と話し合う準備があるよ!

現時点では何も起こっていないよ。オーナーから得た情報によれば、我々は彼を売るつもりはない。今のところはね」

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