先日、アジア代表国として最速で2018年ワールドカップへの出場を決めたイラン代表。

現在、代表キャプテンを務めているのは、33歳のMFマスード・ショジャイーだ。その彼が同国のタブーに切り込んだと、『fourfourtwo』などが伝えている。

1979年に起きたイラン革命以後、国内ではスタジアムから女性が締め出されることになった。ワールドカップ出場を決めたテヘランでのウズベキスタン戦も、6万人の観客は男性のみ。

この38年間、代表選手は誰もこの件に触れなかったという。そんななか、ショジャイーはイランのハッサン・ロウハニ大統領に対して、女性のスタジアム観戦禁止を撤回してくれるよう求めたそう。

ショジャイーはこう請願したという。

マスード・ショジャイー(イラン代表キャプテン)

「将来的に女性もスタジアムに来ることが許されるように道筋をつけるべきだ」

ロウハニ大統領や現政府は、女性のスタジアム観戦禁止には反対の立場にあるようだが、これまではその撤回までには至っていなかった。

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