日本サッカー協会(JFA)は、国際サッカー評議会(IFAB)から今年3月に通達を受けた2017-18年の競技規則改正について改正のポイントをまとめた解説映像をYouTube上で公開した。
12分以上になる映像ではいくつかの変更点が紹介されているが、特に重要と思われるものは以下の通りだ。
・第3条 競技者
→交代人数の上限は3人から5人へ(ただし、各国のトップリーグおよびA代表の大会では従来通り3人まで)
・第4条 競技者の用具
→競技者の保護や安全に直結する場合、電子通信機器の使用を認める
・第5条 主審(主審の決定)
→一時的退場(シンビン)を命じる職権を付与(ユース、年長者、障がい者、グラスルーツのみ)
第7条 試合時間(ハーフタイムのインターバル)
→延長戦のハーフタイムでも水分補給の時間が認められる
第12条 ファウルと不正行為(大きなチャンスとなる攻撃の阻止)
→ボールをプレーしようと試みて決定的な得点の機会を阻止した反則には、ペナルティーキックのみとし警告は与えられない
交代枠の上限が5人になり、導入が噂されていたシンビン(一時退場)制も適用可に!
【外部リンク】日本サッカー協会 - 2017/18年サッカー競技規則の改正について(PDF)