『Sky Sport Italia』は28日、「イタリア・セリエAのラツィオは、イラン代表FWサルダル・アズムンの獲得を検討している」と報じた。

今夏、サンダーランドに所属している元イタリア代表FWファビオ・ボリーニの獲得に動いていたラツィオ。

しかし結局ボリーニはACミランへの加入を決めたと考えられており、本日メディカルチェックに臨む予定になった。

新たなFWの獲得に失敗したラツィオは、現在その代替としてロストフに所属しているイラン代表FWサルダル・アズムンの獲得を検討しているという。

サルダル・アズムンは1995年生まれの22歳。セパハンの下部組織で育成された選手で、ユース代表では「イランのメッシ」と呼ばれて大活躍をした。

身長は186cmと高く、タイプはメッシとやや異なるのものの、ウイングやトップ下、インサイドハーフでもかつてはプレーするなどテクニック面に評価が高く、得点力にも優れていることからその愛称を付けられている。

今季はロストフでチャンピオンズリーグにも出場し、公式戦41試合に出場して12ゴール3アシストと結果を残してきた。

イタリア・セリエAではかつてラフマン・レザイーというセンターバックがペルージャ、メッシーナ、リヴォルノでプレーしたことで知られている。

もしアズムンがセリエAに加入した場合、2008年の彼以来9年ぶり、イタリアリーグで3人目のイラン人選手となる。

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