『Mirror』は20日、「フランス・リーグアンのモナコは、キリアン・エンバッペ・ロタンに違法なアプローチがあったと訴える方針である」と報じた。
昨季大ブレイクを果たしたエンバッペは、レアル・マドリーやアーセナル、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、バルセロナなどのクラブから関心を寄せられていると言われる。
しかしモナコは彼の退団を一切許可しておらず、選手に対して違法なアプローチがあったことを確認しているという。
モナコは声明で『重要なクラブ』からエンバッペ本人にアプローチがあったとして、それをFIFAに訴える方針だと発表した。
モナコ
「モナコは、重要な欧州サッカークラブが、我々の許可なしにキリアン・エンバッペ・ロタンとその関係者に接触したことに気付いており、残念に思う。
我々はそれらのクラブに思い出させたい。そのようなアクションは、フランスサッカーリーグ規約の211条、FIFA取引規約の18.3条に違反することを。
受け入れがたい状況を終わらせるため、モナコはフランスサッカー連盟とFIFAに訴えを起こす方針である」
なお、『Mirror』の報道によれば、違法な接触を行いモナコを怒らせたのはマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンの2クラブであるという。
またレアル・マドリー、アーセナル、チェルシー、リヴァプール、バルセロナなどの競合クラブもそれを把握しているとも、
FIFAの規約では、これらの違反が認められた時には補強禁止処分などが科せられることが明記されている。