バルセロナのブラジル代表FWネイマールにPSGへ移籍するのではないかという噂が出ている。そんななか、『ESPN』が一歩踏み込んだ情報を伝えていた。
それによれば、ネイマールはPSG側に移籍の意思を伝えており、すでに契約条件で合意したというのだ。
バルセロナとネイマールには2.22億ユーロ(287.7億円)というリリース条項があるが、PSGはこれを行使しうるという。
ネイマールと彼の父はPSG側と会談し、少なくとも4年間の契約で合意しているとのこと。さらに、その給与は手取りで年3000万ユーロ(38.8億円)というとんでもない額になるとされている。
また、ネイマールとPSGのスポンサーであるNIKEの存在も移籍のカギを握るかもしれないようだ。
ただ、唯一にして最大の懸念材料は、287.7億円という莫大な移籍金とファイナンシャル・フェアプレー制度をどうやって折り合わせるのかというもの。
PSGは今夏、20歳の新星ジャン=ケヴィン・オーギュスタンをRBライプツィヒに売却したが、それだけでは全く相殺されない。ネイマールを獲得するためにはリリース条項を満額支払わなくてはいけないというが…。