『Mediaset』は9日、「元イタリア代表監督のアリゴ・サッキ氏は、ユヴェントスの戦術を批判した」と報じた。
かつてACミランで「ゾーンプレス」という新たな戦術を生み出したことで知られる名将アリゴ・サッキ。
近年は現場を離れて評論活動を主に行っているが、今イタリアサッカー界を支配しているユヴェントスのプレーには不満があるようだ。
アリゴ・サッキ
「支配的なクラブがチャンピオンズリーグを勝ってきたのだ。
1970年台には、アルフレド・ディ・ステファノがいたレアル・マドリーから、アヤックスへ。そして現代ではジョゼップ・グアルディオラのバルセロナに。
私は、ユヴェントスのプレーは気に入っているよ。彼らが主導権を握った時はね。
しかしながら、彼らは試合で15分間しかプレーしない。それ以外はリトリートしている。ただ守り、カウンターアタックを狙っている。
彼らは攻撃のポテンシャルを最大化しようとしていない。ストライカーに餌を与えていない。
私は、マッシミリアーノ・アッレグリに『それは何故なのだ?』と尋ねたい。
それはフィジカル的な問題ではないのかと恐れている。多くのユヴェンティーノが私にそれを聞いてくる。私も正直なところ、それが知りたい」