世界が驚いたネイマールのPSG移籍。バルセロナが2.22億ユーロ(285億円)に設定していたリリース条項は絶対に行使されることはないように思われていたのだが…。
そのネイマールを含め昨今は移籍金の高騰に歯止めかからない状態だ。
『Bleacherreport』によれば、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督がこの件に触れたという。『DAZN』に対して、こう語ったそう。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「非常にシンプルさ。今までは単純に不可能に思えた。
バルセロナのリリース条項リストがあって、レオ・メッシが3億ユーロ(386.2億円)ならね(≒この額に設定されていたらこれまでは移籍不可能だった)。
それが、このたった1か月で突然ありえるようにもなった。
以前ならとんでもない額だった。単に無作為に額を設定していた。誰が3億ユーロを払うのかって?
今そういうことが起きたんだよ」
これまでならリリース条項が3億ユーロに設定されていれば、それは移籍不可と同義だったが、そういう常識が崩れつつあるという意見のようだ。