『BBC』は23日、「ウェイン・ルーニーがイングランド代表からの引退に寄せて声明を発表した」と報じた。

1985年生まれのルーニーは現在31歳。マンチェスター・ユナイテッドから今夏エヴァートンに復帰し、復活を印象づけるプレーを見せている。

そのため今月の代表戦で国際試合に復帰するのではないかと言われていたが、ルーニー本人がその招集を断り、代表を離れた。

彼が代表引退に合わせて発表した声明は以下の通りとなっている。

ウェイン・ルーニー

「今週、ギャレス・サウスゲイト監督が僕に電話をしてくれた。これからの試合のために、チームに戻ってくれないかと言ってくれた。本当に感謝しているよ。

しかし、僕は既に長い間考えてきたんだ。ギャレスには言った。僕は代表を引退することを決断したんだと。

これは本当に難しい決断だった。そして、僕の家族、エヴァートンのロナルト・クーマン監督、そして僕に近い人々と話し合ってきたことだ。

イングランドでプレーすることは、いつも特別なものだったよ。いつも選手として、時にキャプテンとして招集された。それは特権のようなものだった。

僕を助けてくれた皆に感謝するよ。だけど、辞退する時が来たと信じているんだ。

マンチェスター・ユナイテッドを離れるのは苦渋の決断だったが、エヴァートンに帰ることは正しかったと思う。

今、僕が集中したいものは、自分のエネルギーを全てエヴァートンの成功を助けるために使うということだ。

僕はこれからも熱烈なイングランドのファンであり続けるだろう。心残りが少しあるとすれば、大会で成功を収め、その一役を担えなかったことだね。

上手く行けば、ギャレスの素晴らしい選手たちがさらなる野望を実現してくれるだろう。そして、皆が彼らを支えてくれることを願っているよ。

いつか、夢は叶うはずさ。僕はファンとしてそれが楽しみだよ。どんな形でもね」

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