等々力陸上競技場で行われたAFCチャンピオンズリーグの準々決勝1stレグ。
川崎フロンターレ対浦和レッズの日本勢対決はホームの川崎が3-1で浦和を下し、初のベスト4進出に向け一歩前進した。
そんなこの試合で生まれた話題のプレーは、中村憲剛による「一人スルーパス」。Jリーグ公式が配信しているハイライト映像で確認してみよう。
0-0で迎えた33分、ペナルティエリアの少し外側からスルーパスを送った中村。
ここに家長昭博が走り浦和DFマウリシオもついて行くも、パスは合わず。するとこれを見た中村はすぐさまボールのもとへと走り、追いついたのだった。
これが、出し手と受け手の両方を演じた中村の「一人スルーパス」。中村はカバーに入ったマウリシオの股を抜き、最終的には小林悠のゴールをお膳立てしたのだった。
ホームで勝利した川崎だが、中村はブログに「まだ半分終わっただけで何も決まってません」と記し、気合を引き締め直した。埼玉スタジアムでの2ndレグは9月13日(水)に行われる。