『Telegraph』は5日、「評論家の元ウェールズ代表MFロビー・サヴェージが、精神疾患であることを明かした」と報じた。
かつてレスター・シティやバーミンガム・シティ、ブラックバーン・ローヴァーズなどでプレーし、ウェールズ代表でも活躍したサヴェージ。激しいスタイルで無数のイエローカードをコレクションし、プレミアリーグで最も汚い選手としても知られた。
キャリアの晩年からメディアでの仕事に従事し、『BBC』などでコメンテーターを務めるなど転身に成功し、大きな報酬も得ている。
しかしながら、彼はそのセカンドキャリアでも精神疾患に苦しむことになり、医者のもとに通っているのだという。
ロビー・サヴェージ
「ティムという医師と毎月1~2回話をしている。彼は私に安心感と今後の見通しを与えてくれる。
彼は私の人生に非常に大きな利益を与えてくれる存在なんだ」
「人々から同じ意見を聞くために、何度も同じ質問をする。何か間違ったことを言えば、仕事を失い、家族をサポートすることができなくなるのではないかと心配する。
ライトが消えて、マイクがオフになると、私は自分の殻に閉じこもる。家に帰り、不安に苛まれる。安全ではない。全く安全ではない。
テレビに出演することで何が変わったか?すべてが違うよ。
人々はテレビで見て、私は完全に間違っていると思っている。自分が正しいと思った見解を言ったとしてもね。
皆、テレビやラジオで私を見て『人生が満たされていて楽しんでいる』と思うだろう。それもまた、間違った認識だ」