欧州の5大リーグでプレーする選手ともなれば、高級車で練習にやってくるのが一般的だろう。
だがそんななか、柴崎岳が所属するヘタフェに電車通勤している選手がいることはご存知だろうか。『AS』が伝えている。
Getafe's Djené, who has the task of marking Cristiano on Saturday, is happy to take the train to work https://t.co/7SQvNheF8G pic.twitter.com/APfGSo2Sae
— AS English (@English_AS) 2017年10月12日
彼はトーゴ代表DFダコナム・ジャネ。今季ヘタフェと4年契約を結んだ25歳のディフェンダーだ。昨季はベルギーのシント=トライデンセで小野裕二と同僚だった選手でもある。
そんなジャネはマドリッドの地域鉄道を使い、サラリーマンたちと一緒に通勤しているそう。
ベルギーに移籍する前にもスペインでプレーした経験があり、2014年からの2年間は2部アルコルコンに所属していた。その当時はクラブスポンサーのひとつである企業から貸与された小さなアパートで独り暮らしをしていたようで、こう述べていたらしい。
ダコナム・ジャネ(当時アルコルコン)
「僕にはこれ以上は必要ないよ。これでハッピーさ。
自分の成功によって、家族を経済的に助けることができている。
僕の成功は家族全員にとっての勝利なんだ」
言わば「家族に仕送りするために節約」ということだろうか。
今週末、同じくマドリッドを本拠地とするレアル・マドリーと対戦するヘタフェ。
クリスティアーノ・ロナウドと対峙する可能性もあるヘタフェの背番号2、ジャネのプレーにも注目だ。