『Evening Standard』は17日、「チェルシーは、タミー・アブラハムを呼び戻すことが不可能になっている」と報じた。

今季レアル・マドリーから獲得したアルバロ・モラタが、先日負傷で離脱してしまったチェルシー。

その代わりに先日のクリスタル・パレス戦ではミシ・バチュアイが起用されることになったものの、試合には2-1で敗北することに。

したがって、ここにきてチェルシーの前線に厚みが足りないということが再びピックアップされることになった。

そこで話題になったのが、チェルシーが今季スウォンジー・シティへと貸し出したイングランドU-21代表FWタミー・アブラハムだ。

今年20歳になるアブラハムは、スウォンジーで開幕から8試合に出場して4ゴールを決めており、プレミアリーグでも活躍。

ローンで貸しているということから「呼び戻せないか」という声もあったようだが、どうやらそれは不可能であるようだ。

チェルシーが彼の契約につけていた呼び戻し条項は、一定以上の出場時間が得られなかった場合のみに行使できるのだという。

それはすでに10試合プレーした時点で超えそうになっているとのことで、1月のマーケットで呼び戻せる可能性はかなり低いとのこと。

最前線のストライカーが2名しかいない状況でチャンピオンズリーグとプレミアリーグ、そして2つのカップ戦を並行して戦うチェルシー。1月のマーケットで誰かを獲得しなければならない状況になるのだろうか…。

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