『Il Giornale』は22日、「ミランのプリマヴェーラで監督を務めているジェンナーロ・ガットゥーゾは、トップチーム昇格の可能性が高まっている」と報じた。
今季大きな補強を行ったミランであるが、このところはあまり成績が伸びていない。
22日にジェノアと戦った後はキエーヴォ、ユヴェントスと試合を行う予定となっているが、もしそこでいい成績を残せなかった場合、モンテッラ監督の首が飛ぶのではないかと言われている。
しかし、ミランのディレクターを務めるマルコ・ファッソーネとマッシミリアーノ・ミラベリは、ここで全面的にコーチ陣を替えてしまうことにリスクがあると考えている模様だ。
新監督としてはパウロ・ソウザやヴァルテル・マッツァーリなどが考えられているが、もし就任するとしても来年夏になるとのこと。
今季は現在のコーチ陣をベースとしながら、プリマヴェーラからガットゥーゾを昇格させることで今シーズンを乗り切るというプランだそう。
これによって、このところクラブへの反感を高めていると言われるサポーターとの関係を改善させることもできるのではないかと考えているようだ。