『Diario Gol』は28日、「バルセロナは今季限りで5名の選手を売却することを決めた」と報じた。

スペインのトップクラブであり、世界でも屈指の収入を得ているバルセロナ。

しかしその経営については厳しさが増していると言われており、選手の給与が上昇する中で負担が大きくなっているようだ。

記事によれば現在クラブ全体の予算で人件費が占める割合は84%で、これは一般の企業であれば考えられないものである。

また、リオネル・メッシの契約更新にあたっては更に賃金の大幅な上昇が必要であり、さらに予算を圧迫する。

それを受けてバルセロナは人件費を削減するために5名の選手を売却することを余儀なくされるようだ。

その候補はトーマス・ヴェルマーレン、パコ・アルカセル、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、そしてアルダ・トゥラン。

ただ、問題は現在払っている給与であるという。

彼らはバルセロナから良い給料を貰っており、さらに契約も残っている。出番が得られなかったとしても、チームから離れる必要がないのだ。

カタルーニャが独立すればスペインのリーグに参加できない可能性もあるバルセロナ。この数年でクラブを揺るがす危機に直面するかもしれない。

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