15日に行われるワールドカップ予選大陸間プレーオフ、オーストラリア対ホンジュラス。
第1戦は0‐0のスコアレスドローに終わっており、両チームにとって1点が結果を左右する際どい試合となる。
そして、その試合を前にしたホンジュラスの練習で、空中にドローン(無人機)が飛んでいることが発見された。
AUSTRALIA espía entrenamiento oficial de #Honduras desde un dron; lo que ocasionó el malestar del equipo y delegación hondureña. pic.twitter.com/anCAgHtsMP
— FENAFUTH (@FenafuthOrg) 2017年11月13日
調査の結果近所の子供たちが飛ばしたものと発表されたが、ホンジュラスの監督ホルヘ・ルイス・ピント氏は憤懣やるかたない状況だったという。
ホルヘ・ルイス・ピント
「この種の事件は、このような先進国では恥ずかしいものだよ。
オーストラリアがホンジュラスに来たときは、彼らは全てのバスルーム、引き出しをチェックした。練習する全ての場所でだ。
このビデオは、ドローンが映し出す映像よりも多くのものを見出すことが出来るね。
明日開催されるスポーツイベント、そのフェアプレー精神から一部の物事を捨て去るものだ。
無実ではないね。これはサッカーにおけるスパイ行為だ。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はサッカーに加わった。それと同じように、ドローンがスパイ活動に入った」
なお、ピント監督はホンジュラスのジャーナリストがオーストラリアに情報を流していると主張しており、そちらについても激しい批判を行っている。
ホルヘ・ルイス・ピント
「ドローンの事件があり、ホンジュラスのジャーナリストがチームに関する情報を漏らしているにもかかわらず、我々はここでとてもいい感じだ。
到着した翌日、我々はちゃんと夜まで寝なかった。そして良い睡眠をとれたし、チームはフィジカル的に100%に仕上がっている。
試合は冷静な頭と熱い血で行う必要がある。90分を通して最大にアグレッシブなプレーをしなければいけないね。
ホンジュラスは最近とてもいいサッカーをしている。1srレグは不運だった。しかし、選手たちは流れを変えられるよ」