フランス・リーグアンのサンテティエンヌは、「オスカル・ガルシア監督を解任した」と公式発表した。

昨季限りで長年指揮を執ってきたクリストフ・ガルティエ氏が退任することになった名門サンテティエンヌ。

その後継者として指名したのは、レッドブル・ザルツブルクの監督を務めていたスペイン人のオスカル・ガルシア氏だった。

3バックを導入するなど序盤から新しいシステムを構築し、開幕からは3連勝に成功するなど好調なスタートを切った。

しかし先月21日のモンペリエ戦で敗れると、その後は公式戦4試合勝利から遠ざかることに。

また5日に行われたリヨンとのローヌ・ダービーではホームで0-5と大敗、コテンパンにやられてしまっていた。

これで経営陣の信頼を失ったことで、現在リーグアン6位という状況ながら解任という判断が下されたという。

オスカル・ガルシア監督はこの解任を受け入れ、残りのすべての給与を放棄するという「男気」を見せたようだ。

なお、後任については現在アカデミーのディレクターを務めているジュリアン・サブレ氏が暫定的に後を引き継ぐことになっている。

サブレ氏はかつてのフランスU-23代表選手で、サンテティエンヌで長く活躍した名ボランチである。

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