いつも僕のコラムを読んでくださってありがとうございます。
SNSでも皆さんがコメントを下さるので、僕も楽しみながら連載を続けています。
突然ですが、今回のコラムはいつものテーマから離れます。
題して「フットサルが決定力不足を救う?永井義文が杉本健勇の超ゴールを徹底解説!」。
Qolyさんに名付けてもらったタイトルに恐縮していますが、「シュートやゴールが決めることが苦手な子供たちや育成年代の選手」に向けたアドバイスになればと思い、書いてみることにしました。
タイトルを見ただけでは「なぜフットサルが決定力不足を救えるのか?」と疑問を感じる方もいるかと思いますが、その点は後述します。
さて、今回その題材として選んだのは、今季絶好調であるセレッソ大阪の杉本健勇選手が見せた(J1第14節)対サンフレッチェ広島戦でのゴールです。
「自陣から独走」というインパクトもあって大きな話題を集めたゴールなので、印象に残っている人も多いかもしれませんが、ここではシュートシーン限定してフォーカスを当てたいと思います。
ずばり、そのシュートシーンにおけるポイントは大きく分けて三つ。
「なぜ、日本代表経験者である二人の選手(林卓人、水本裕貴選手)を相手にして、ミドルレンジからでもゴールを奪えたのか」という点でも興味深いゴールでしたが、その秘密もこの三つのポイントから紐解けるので、そのポイントを一つずつ見ていきましょう。