クライマックスを迎えている2017シーズンのJ1。

先週末行われた第33節では浦和レッズ対川崎フロンターレ戦がAFCチャンピオンズリーグ決勝のため延期となっていたため、鹿島アントラーズに自力で優勝を決めるチャンスがあった。

柏レイソルをホームに迎えた鹿島であったが、GK中村航輔が守るゴールを陥れることができず試合は0-0のまま終了に。ホームで連覇を決めるという最高の舞台が整っていながら、その行方は最終節に持ち越しとなった。

そんなこの一戦は、鹿島にとってホーム最終戦となった。

試合後、キャプテンの昌子源がサポーターに挨拶を行ったのだが、その言葉は非常に重みがあるものだった。

昌子 源(鹿島アントラーズ)

「まずサポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、鹿島アントラーズに関わる全ての皆さんに感謝したいと思います。1年間ありがとうございました。

今日の試合を誰も満足していません。
ですが、まだ僕らには優勝できるチャンスがあります。

もちろんここにいる全員がホームで決めたかった、そういう思いがあったと思いますが、次のアウェイ必ず勝ちます」