V・ファーレン長崎は、FC琉球から名倉巧を獲得したと発表した。

名倉は1998年6月3日生まれの19歳。

ジュニアユース時代をFC東京深川U-15で過ごし、国学院久我山高校に進学すると、第94回全国高校サッカー選手権では2年生ながら主力として活躍し、チームの準優勝に貢献した。

その活躍が認められFC琉球への加入が決定するも、発表から5日後にその内定が取り下げられるという非常に珍しい事態に。

結局名倉はFC琉球と改めて契約を結び、専修大学に通いながらプレーすることが決定。昨シーズンは週の前半を東京で過ごすという非常にタフな生活を送っていたが、J3で22試合に出場し4得点をあげている。

長崎は今シーズンからJ1昇格が決定しており、名倉にとってはまさかの内定取り消しから1年を経て、日本最上位カテゴリーでのプレーが決定した。やはり東京と長崎を行き来しながらの生活になるのだろうか?

名倉はFC琉球の公式サイトで、「恩のあるチームをこんなに簡単に去っていいのか、本当に悩みました。僕を拾い、チームの一員として受け入れてくれたFC琉球には感謝してもしきれません」とコメントしている。

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