手続きの確認不足で、FC琉球への加入内定が一時取り消しになっていたMF名倉巧。

しかし2ヵ月が経過した3月30日、チームへの正式加入が発表され、翌31日にはJリーグにも登録されていた

そんな名倉は1日に行われたJ3の第4節ガンバ大阪U-23戦の先発メンバーに抜擢され、いきなりJリーグデビュー。

すると、2ゴールをあげる活躍で大暴れして見せた。

40分

59分

まずは40分、斜めの動きから上手く抜け出し豪快に左足を振り抜くと、先制点をゲット!さらに2-0で迎えた59分にはフリーキックに頭で合わせ、試合を決定づける3点目を奪った。

高卒ルーキーによるデビュー戦でのゴールはそれ自体が珍しいが、J登録翌日でのゴールというのはほとんど前例がないはずだ。

内定取り消しから66日を経て、最高のJデビュー戦を飾った名倉は以下のように話している。

名倉 巧(FC琉球)

「Jリーグ初出場は緊張しましたが、先輩の選手たちが声をかけてくれ、自分のやりたいプレーができ、ゴールも取れたのでそこからは力を抜いて周りを向いてプレーできました」

(2得点について)

「正直びっくりしています。もちろんゴールは常に狙っていたんですが、得意でないヘディングでもゴールができ、神様が自分にゴールを与えてくれました。これからも慢心せずプレーしていきたいです」

また、FC琉球のキム・ジョンソン監督は「名倉が結果を残したというのはチームの中でも好材料。名倉はミスが少なく技術もしっかりしているので入ったボールを簡単に失わないところが素晴らしいと思います」とコメント。

高卒ルーキーの活躍に好印象を抱いた一方、試合のMVPには全ゴールをアシストした富所悠の名を挙げた。

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