先月12日に行われたJ2では、ロアッソ熊本GK佐藤昭大が後半アディショナルタイムに得点をあげ話題となった。
あれから1ヵ月近くが経過し、今度はJ3でGKが劇的なゴールをお膳立てするというシーンがあった。舞台はYSCC対セレッソ大阪U-23の一戦。
1-2でセレッソ大阪U-23がリードし迎えた90+5分…
途中出場の山﨑正登がフリーキックを蹴ると、これをGKフィリップ・ウィフマンが頭で合わせ、最後は宗近慧が右足で押し込んだ!
ラストプレーということでウィフマンはオーバーラップしていたのだが、セレッソ大阪U-23の選手たちは全く対応することができず、188cmの長身選手をフリーにしてしまった。
劇的な同点ゴールをアシストしたウィフマンは1994年1月生まれの23歳。グダニスク出身のポーランド人選手で、この冬コンコルディア・エルブロンクから加入した。ここまで全4試合でゴールマウスを守っており、この日はチームの勝ち点1獲得に貢献した。
2ゴールをあげた宗近は試合後、「1点目は(仲村)京雅から良いクロスが来て、当てるだけだった。2点目は、フィリップが上がってきて、良い位置にいて、(フィリップ ウィフマンのヘディングが味方に当たって)こっちに来た(笑)。今日は良いポジションにいれたなと思う。けど、それを守備の時に生かせなかった」と振り返った。