――昨年10月、日本代表として2試合(ニュージーランド戦とハイチ戦)に出場しました。久々の代表でしたがどんなことを感じましたか?
あのときは非常にやりやすかったです。チームとしても躍動感があって良かったので、あのようなサッカーができたらいいなと感じました。トップに入った大迫勇也選手は同じドイツでプレーしていることもありお互いのプレースタイルも分かっていたので、“生かし生かされる”関係性が作れたと思います。
――今年のワールドカップはすごく大きな目標になると思います。そこまでに自身が一番向上させたい能力は何ですか?
貪欲さですかね。ブンデスリーガではシンプルに叩いてゴール前に入っていくことを徹底していますが、それだけでは得点は伸びていきません。貪欲にドリブルで仕掛けたり、パスを選択せずシュートを打ったり。しかも、練習からそういった“強引さ”を出していかないと試合でもうまくいきません。けが覚悟で成長していかないといけない部分もあるのかなと思っています。
――10月の代表戦では前線のサイド(左サイド)に入りました。サイドか真ん中かでいうとどちらがプレーしやすいですか?
どちらかというと真ん中のほうがやりやすいです。
――マインツ入団時、印象的な選手としてバルセロナのFWルイス・スアレスを挙げていました。彼のプレーは勉強になりますか?
もちろんそうですね。スアレス選手の体の使い方や動き出しはすごく参考になります。体を張れる、走れる、守備ができる、そしてゴール前の嗅覚や落ち着き。全部が揃った選手で本当にすごいと思います。
欧州では世界のトッププレーヤーたちと対戦できているので、試合でやりながらそういった選手たちの凄みを体感し、盗んでいければと思っています。