『Corriere della Sera』は12日、元アーセナル下部組織ディレクターであるリアム・ブレイディ氏のインタビューを掲載した。

アイルランド代表選手でありながら、1980年にアーセナルを離れたあとユヴェントスに加入したという異色のレフティだったブレイディ。

1996年からはアーセナルのアカデミーで20年間育成を統括してきた敏腕ディレクターである。

彼はチャンピオンズリーグのユヴェントス対トッテナムを前に以下のように話したという。

リアム・ブレイディ

「ユヴェントスが勝利に近いとは思わない。50%だね。

トッテナム・ホットスパーはよく組織されているチームだ。素晴らしいコーチがいる。

クリスティアン・エリクセン、デル・アリ、ハリー・ケインと素晴らしい前線の3枚がいる。彼ら3名を中盤で止めなければならない。

ユヴェントスの攻撃は今ひとつだ。我々はすでにイグアインの限界を見ている。彼は欧州で違いを作るのは難しい。彼は静的すぎるのだ。

ディバラはこれからの未来が有望なタレントだ。それはもはや驚きではないね。対戦相手は彼がどうやってカウンターを仕掛けてくるかを知っている。

欧州で勝つには、もっと多くの強さが必要だ。

ハリー・ケインは一貫性のある成長ができるだけの個性を持っている選手だ。メッシ、ロナウド、レヴァンドフスキに次ぐ位置にいるが、まだ24歳という若さだ」