フロントの問題、最下位でJ3降格と激震続きだった昨季のザスパクサツ群馬。結果的にGM、社長、そして監督が総退陣となり、今季の群馬は文字通り生まれ変わった。

その“新生”群馬は新監督に布啓一郎氏を招聘。市立船橋高校を全国区へと押し上げ、その後はU-16とU-19の日本代表監督、ファジアーノ岡山コーチを歴任した布氏。クラブが新体制での再出発というタイミングも良く、満を持してのクラブチーム監督就任と言える。

今季はスローガンに「乾坤一擲」(ケンコンイッテキ/のるかそるかの大勝負の意味)を掲げ、1年でのJ2復帰が目標と明言する群馬。その新シーズンを戦うユニフォームのデザインコンセプトは“原点回帰”である。

Thespakusatsu Gunma 2018 Finta Home

ストライプは昨季から継続だが、よりシンプルでオーソドックスなデザイン。原点回帰をコンセプトとするだけに、ダークネイビーとイエローの組合せは確かに以前のユニフォームを思わせる。

胸スポンサーは「Beisia」、背中スポンサーは「CAINZ」だが、昨季とはロゴの掲出場所が入れ替わっている。

“群”の字を象形文字にして、今季のすべてのユニフォームに大きく透かしプリントしている。群馬県紋章に使われている“群”の古字を思わせる、地域を象徴するようなデザインだ。

パンツ、ソックスともにダークネイビーを基調にイエローの差し色。ユニフォームサプライヤーはFinta(フィンタ)で継続。